証人も遭難している―民法979条という不思議な遺言の話
昔から少し気になっていた条文があります。民法979条。 「船舶遭難者の遺言」というなかなか物々しい名前の遺言について定めた条文です。船が遭難し、その船の中で死亡の危急に迫った人は、証人二人以上の立会いのもと、口頭で遺言を...
終活だより昔から少し気になっていた条文があります。民法979条。 「船舶遭難者の遺言」というなかなか物々しい名前の遺言について定めた条文です。船が遭難し、その船の中で死亡の危急に迫った人は、証人二人以上の立会いのもと、口頭で遺言を...
コーヒータイム少し前のことになりますが、お土産にいいなと思って、代々木上原のプリン屋さんに立ち寄りました。プリンは二種類。硬めと、柔らかめ。せっかくなら、好みのほうを買っていこうと思い、先方に聞いてみました。 「プリン、硬めと柔らかめ...
終活だより「兄はもう90歳を過ぎていますから、その娘たちに残すことにします」 遺言のご相談でお会いした正夫さん(仮名)。正夫さんにはお子さんはなく、奥様とは5年前に死別されていました。 ご自身が亡くなったときの相続人は兄の一郎さん...
終活だより「私、相続放棄したんです」 相続のお話をしていると、ときどきこんな言葉を耳にします。 そんなとき私は「裁判所に行ったりで大変でしたね」と何気なく返すことがあります。すると、意外と多いのが「……?」という反応です。どうやら...
戸籍散歩今回、目に留まった戸籍はこちら。 戸主 菊池丑松 明治26年に家督相続でつくられた戸籍です。戸籍には戸主がいてその家族が続いていく。いつものように、そのつもりで読み進めていました。ところが、少し先に見慣れない文字がありま...
終活だよりこんなメールが届きました。 「梅雨の空はどんよりしていても、その雲の向こうには変わらず青空が広がっています。雨の日は景色を潤し、花や木々をいっそう鮮やかにしてくれる大切な時間。じめじめした空気に気分まで引っ張られそうにな...
コーヒータイム以前、多肉植物に興味をもって調べていた時期がありました(多肉植物図鑑買いました)。多肉植物にはなかなか面白い名前のものがあります。「乙女心」「月兎耳」「熊童子」。植物の名前というよりかはどこかの物語に出てきそうです。そん...
終活だより以前お会いした方で、奥様を亡くされて一人暮らしになった男性がいました。長く暮らしてきた自宅でしたが、一人になってみるとだんだん管理が大変になってきたそうです。そこで、その方は自宅を売却してサービス付き高齢者向け住宅へ住み...
戸籍散歩古い戸籍を読んでいると、今では見かけなくなった文字に出会うことがあります。変体仮名もそのひとつです。古い戸籍を見る機会は多いので、変体仮名が出てきたからといってそのたびに画像を保存しているわけではありません。 ところが先...
終活だより相続について調べたことがある方なら「配偶者と子が相続人ならそれぞれ何分の何」といった説明を目にしたことがあると思います。法定相続分についてはインターネット上にもたくさんの解説があります。そこで今回は、そうした一般的な相続...